/ 9月 14, 2018/ 税理士試験

税理士試験の理論暗記について、いくつか記事を書いています。

■過去の記事

税理士試験の勉強に暗記は必要か

税理士試験の理論暗記はキーボードで打ち込むとよい

 

今回は、どのようにしたら理解が深まるのか、について私のとった方法を紹介したいと思います。

書いて覚える方法は、ただ書き写すのではない

税理士試験の理論は、ただ丸暗記しても意味がありません。
それに、円周率を覚えるように丸暗記をするのでは、時間がかかります。

試験に合格するためには、理論の内容を理解しながら暗記するという方法が必要になります。

 

では、どうすればよいのか。

 

これは、理論を書いて暗記する方法をとる場合の話になりますが・・・
理論を書いて暗記する場合、どのようにするでしょうか。

もちろん、紙に鉛筆やボールペンなどで書くのでしょうが、そういうことではありません。

書き方の話です。

ただ書いてある文章を写経のように書き写すだけでは理解はなかなか深まりません。
たとえば、こういう書き方です。

※消費税法第33条。()書きは省略しております。

目が痛くなりそうですね…

暗記しながら理解を深める

理論を書く時には、すでに書いた通り、そのまま書き写すのでは暗記の効果もうすいですし、理解も深まりません。

文章の構成を意識して書くことが必要になります。

文章の構成とは、具体的に言うと、

  • 主語と述語
  • かつ、ならびに、または、もしくは、のつなぐ言葉(またはフレーズ)
  • 場合において→ときはなど、の前提条件

などです。

これを意識して書くと、たとえばこのようになります。

おなじく消費税法第33条(の前半部分)ですが、
条件や、接続後のつながりがわかりやすくなっているのではないでしょうか。

理論暗記教材の文章がどのような文章校正なのか意識して書くようにすれば、
その理論が、頭の中で整理されます。

それが、理解を深めることにつながり、覚えやすくなります。

 

どのような構成かを考えるのは、自分

そして、大事なのは、自分で構成を考えて書くことです。

すでに文章構成が示されたものをそのまま書き写すのは、
写経のように書き写すのと変わりません。
(もちろん、視覚的に構成が意識できるという点では写経よりは有効だと思いますが…)

自分で構成を考えるということは、その理論の意味を考えることです。
主語(その条文の対象)や前提条件などを整理するということです。
これが、理解を深めることにつながります。

もちろん、ただ見たものよりも、自分で考えたことの方が頭に残りやすいので、暗記にもつながります。

なお、構成がわからないときは、テキストを見返してみましょう。
覚えるべき理論の文章が、構成を意識して書かれているようにはみえてこないでしょうか。

 

理論は、暗記も理解も必要

税理士試験の理論は、暗記しているだけでは足りず、理解していることも求められます。

暗記の段階から理解を深めることを意識して勉強できれば、確実に合格に近づけると思います。

いまから来年の本試験まで、道は長いですが、がんばってください。

 

 




★この記事は、投稿時の法律、著者の心境に基づいて書かれております。

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