インターネットは大変便利で、なんでも検索すればある程度のことを調べられるような時代です。
私も、わからないことがあればまずインターネットの検索サイトから調べてみます。
ですが、インターネットの情報はまさに玉石混交。
税金関係の情報を検索する上での注意点について考えてみました。
誰が発信した情報なのか
税金関係の情報ということであれば、当然ですが、国税庁のウェブサイトがやはり信頼性が高いです。
検索でヒットするページがあれば、上位に上がってくるので、目にもつきやすいです。
他にも信頼度が高いのが、e-Gov法令検索です。
各種の税法などがのっているサイトです。
調べたい情報(条文番号など)がわかっていれば、法令を検索することができます。
のっている情報は確実、ですが、わかりにくさも抜群。専門家向きです。
税理士としては重宝します。
その他、わかりやすさから言うと、企業や個人のブログがあげられます。
税金関係で多くの人が気になりそうなトピックを中心に様々な記事が様々な人の手で書かれています。
わかりやすく書いているサイトも多いです。
ただ、こういった情報の正確性は判断しづらいものです。
そもそも、わからないから調べているのですから、そこに書いてあることが本当に正しいか、なんてわからないのが普通です。
そういう場合は、そのサイトを見て、
どういった人が書いているのか(会計ソフト会社なのか、税理士なのか、自分で確定申告をしようとしているフリーランスなのか…)であるとか、
その情報のソースが書いてあるか(条文番号や、通達の番号、国税庁のページへのリンクなど)、
などをチェックして判断していくしかないところです。
複数のウェブサイトをチェックして、同じことが書いてあるか、
というのも参考にはなるでしょう。
(みんな間違っている、という可能性もありますが…)
いつの情報か
もうひとつ、税金関係で大事なのは、そのウェブサイトの情報はいつのものか、ということです。
税法は毎年変わっていきますし、
税制改正でなくても、新しい情報がでることもあります。
また、税制改正大綱などにのってきただけで、
法律の改正・施行がされていないことがらについて書かれている記事もあるでしょう。
その情報はいつの時点の情報か(ブログなら投稿・更新日時)というのは必ずチェックしたいです。
編集後記
繁忙期はあまりつくらないつもりだったのですが、
2月は色々積み重なった結果、なかなか忙しい月となりました。
上旬は子供が順番に胃腸炎を発症したりとわたわたしましたが、
インフルエンザやコロナウイルスなどにはかからず駆け抜けられてよかったです。